ステンレス(SUS)とは、その名の通り「Stain=錆」が「less=少ない」材料です。鉄系素材の一種ではありますが、耐食性に優れているので、錆を気にせずそのまま使える材料として、様々な場所で活用される汎用的な材料と言えます。
今回は鉄と同様に設備部品でよく使われる「ステンレス」について、特徴や規格などをご紹介していきます。
まとめ
今回は、設備部品でよく使われる材料のうち、ステンレスの特徴や選び方について解説しました。
ステンレスは流通量も多く、多様な規格や表面処理の素材が存在する汎用性の高い材料ですね。
塗装やメッキが不要な利点を生かして、異物混入の要求が高く鉄ではカバーできない医療や食品加工、半導体の領域で多用される材料です。
今回は表面仕上げや溶接の後処理、素材の標準寸法の一般的な内容を解説しましたが、更に多くの規格や特徴を持った奥深い材料だと思います。
今回の内容を、ステンレスを使いこなす設計の基本情報として、ぜひお役立ていただければ幸いです。