株式会社由紀精密
meviyを活用し、高付加価値業務に集中する環境を

宇宙関連企業向けに人工衛星のミッション機器やロケット関連部品の設計・製造を行う大坪さんと永松さんが抱える課題は、スケジュール管理の徹底。

打ち上げのタイミングは絶対に遅らせることはできない中で、さまざまな試験をクリアする必要があり、スケジュール通りに確実に進める必要がある。

meviy導入により見積もりから発注までの時間を大幅に削減でき、また確実な納品により設計に集中することが可能となったと語る2人に迫った。

2023/11/20

meviy の導入効果

これまでの課題
  • 徹底したスケジュール管理
  • 発注に関わる煩雑な業務の効率化
導入効果
  • 見積もりから発注までのスピードアップと確実な納品
  • 設計者の設計業務への集中

見積もりから発注までの
スピードアップと確実な納品

課題

  • 徹底したスケジュール管理
  • 発注に関わる煩雑な業務の効率化

導入効果

  • 見積もりから発注までのスピードアップと確実な納品
  • 設計者の設計業務への集中

 

宇宙産業では、一度打ち上げのスケジュールが決まってしまうと絶対に遅らせることができない厳格納期が求められ、さらに一度打ち上げたら決して直すことができない。そんな環境下でのものづくりに挑戦し、成長されてきた由紀精密様。meviyを活用することで、自社でなくてはできない付加価値の高い業務に集中する環境を実現されています。そして、さらなる成長に向けての課題とその解決方法、未来への想いを語ってくださいました。

 

── 事業概要と経営課題をおしえてください

小さいところにさまざま要素を詰め込む

大坪様:宇宙関連企業向けに人工衛星のミッション機器やロケット関連部品の設計・製造を行っています。宇宙関連の機器は、たいへん小さいところに様々な要素を詰め込みます。しかも軽く、信頼性が高くないといけません。一つひとつがスペシャルな部品になります。つくり易さや量産性は優先順位が下がっていき、つくりにくくてもすごくいいものが1個できればいい、という考え方になります。したがって、複雑なパーツが増えていき、いかにその複雑さに対応できるかが重要になります。

 

── meviyによってどんな課題が解決しましたか?

純粋に設計業務に集中できる

大坪様:私たちは、加工現場においては極力自社でないとできないものに集中したいと考えています。設計者の業務は設計以外の作業が大変多くあるのが現状です。「発注先を決める」「見積もりを依頼する」「見積もり返答を待つ」など、一連の発注に関する雑務に費やす時間は、設計よりも相当多くなっています。meviyを利用すると、そういった雑務の時間が大幅に削減でき、純粋に設計に集中することが可能となります。これはとても大きいです。

納品までのスピード、納期遵守

永松様:スケジュール管理の側面でもメリットを感じています。ロケットの打ち上げのタイミングは絶対に遅らせることはできませんが、それ以前にもさまざまな試験をクリアする必要があり、その試験をスケジュール通りに進める必要があります。宇宙に飛ばす機器以外にも、その周りで発生する実験機器や接続するための治具など、すべてのものが揃っていないと試験に遅れてしまうことになります。見積もりから発注までのスピードや納期厳守など、meviyには大変助けられています。

 

── meviyを使っての感想は?

設計のことをよく考えてつくられている

永松様:meviyだとWeb上で公差を選択して入れることできます。わざわざ紙にする必要がなく、とても便利ですね。また、はめ合い公差の部分をよく設計するのですが、設計者が頻繁に使う公差をよく調べているなと感心することがあります。寸法に関しても、コンマ1ミリくらいであれば普通だと思いますが、それよりも細かい設定が可能です。設計のことをよく考えて作られているなと思います。

2D図面がなくてもものづくりができることを証明

永松様:20年くらい前から、2D図面から3Dデータへと移行するといわれていました。ところが、2D図面はなかなかなくなりません。なぜなら、図面に付加されている情報は意外とたくさんあるからです。その情報をいかに3Dデータに反映させるかが課題でした。それをmeviyが解決し、図面がなくてもものをつくれることを証明しました。これは驚くべきことだと思います。meviyがどんどん進化することによって、設計のやり方やものづくりの方法がガラッと変わっていく可能性もあると思います。

 

── 今後の展望は?

宇宙環境の保全に貢献したい

大坪様:当社はものづくりの会社として、ものづくりの力で社会問題を解決していきたいと考えています。具体的には、宇宙環境の破壊につながる宇宙ゴミの問題を解決していきたいと考えています。
社会は常に進化しており、同じことを繰り返していれば社会に追いつかれてしまいます。進化して便利になったものはどんどん取り入れる。そして、それでは対応できない部分を自分たちでやっていく。当社では、とにかくチャレンジして新しいものを取り入れて進んでいくことを目指しています。変化すること自体が普通の状態だということに、会社全体でしていきたいです。

 

<インタビュー協力>株式会社由紀精密
代表取締役
大坪 正人 様
※取材当時は代表取締役社長

株式会社由紀精密
取締役社長
永松 純 様
※取材当時は設計エンジニア/技術開発事業部 部長

 

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