2008-2009年に在籍していたスペインの建築事務所Ecosistema Urbanoにて担当したプロジェクトをいくつか紹介させてもらいます。
What If…? Cities
スペインのEcosistema Urbano勤務時に担当した”What if…? Cities”は都市の改善方法を専門家、非専門家を問わずに話し合うためのプラットフォームであり、現在も進行中のプロジェクトです。私が担当したのは、デンマークのルイジアナミュージアムで行われたエキシビションとそれに続くカンファレンスのプレゼンテーションでこのページのコンテンツは特にこれらを対象としたものとなっています。
DUNUBRA PARK
メキシコシティにある貯水池を公園として再利用するためのプロジェクトです。Ecosistema Urbano勤務時に担当したこのプロポーザルは2週間というタイトなスケジュールの中、貯水タンクの上には基礎を作らずに構築すること、ユニット式で段階的に建設可能なこと、を主眼に制作されました。
ELGOIBAR
2週間で作られたプロポーザルでEcosistema Urbanoにおいて私が担当しました。３セットの歩行者用の橋とエレベーターのデザインは出来るだけシンプルなものとし、エレベーターの動きによって目の錯覚でグラフィックが動いて見える仕掛けとなっています。
DORDRECHT
公園遊具デザインのコンペティションで制作されたもので、近年中に建設予定となっています。この遊具には発電機が取り付けられており、夜には自らの発電した電気に照らされ、遊びながらエネルギーについて学べるものとなっています。
Shanghai Expo Madrid Pavillion
2010年上海万博におけるマドリッド館です。Ecosistema Urbanoにおいて私は、屋根面、壁面などのデザイン、風力発電機のデザイン、またCGやムービーの制作を担当しました。 風力発電によってまかなわれたエネルギーによって外部の庇を動かし公共空間の空調を行い、内部壁はイベントの際に３６０度のスクリーンとして使用されるようにデザインされています。
